イギリス編

UK005:あの夜、ブリュッセルのホテルでブレグジットの国民総選挙を見ていた

イギリスに引っ越して、まだそんなに経っていない頃の話だ。慣れない土地で、慣れない生活。パブのビールは美味いし、人は親切だし、悪くはないな——なんて思い始めた矢先に、国民投票の話題が街中に広がってきた。EUを離脱するか、残るか。ブレグジットだ...
ヒトコト

自分軸で生きる人は、実は少数派という現実

「もっと自分軸で生きた方がいい」よく聞く言葉ですが、少し立ち止まって考えてみると面白い事実があります。実は、人の大半は“他人軸”で生きています。ざっくりした感覚値でいうとこんな分布です。強く他人軸寄り:60〜70%バランス型:20〜30%強...
ヒトコト

欠点は本当に「欠点」なのか?

― 腐敗と発酵から考える、個性の見え方の話「腐敗」と「発酵」。 どちらも“腐る”という同じ現象なのに、私たちはまったく違う言葉で呼び分けています。では、その違いは何でしょうか?実はとてもシンプルで、人間にとって利益があるか、不利益があるか。...
未分類

言葉をおいてもらう皿を作るということ

―「聴く」とは、相手の言葉が安心して着地できる場所を用意すること人の話を「聴く」とは、ただ耳を傾けることではありません。 それは、相手の言葉が安心して着地できる“皿”を差し出すことだと思うのです。言葉は、宙に浮いたままでは意味を持ちません。...
ヒトコト

挑戦の回避こそが真のリスクである:失敗に対する認識の再考

はじめに現代社会において、個人の成長や社会的達成はしばしば「成功」と「失敗」の二項対立によって語られる。しかしながら、この枠組みは挑戦そのものの価値を見落とす危険性を孕んでいる。本稿では、「失敗を恐れること」よりも「挑戦を避けること」がもた...
ヒトコト

企業の存在意義の作り方(3段階構造)

① 世界の問題(Why)最初に定義するべきものは**「どんな社会の不具合を解決するのか」**です。企業は基本的に社会の摩擦を減らす装置です。例移動が不便情報が届かない弱者が支援されない手続きが複雑国境で仕事が難しいここで重要なのは問題の解像...
ヒトコト

企業は何のために存在するのか?

企業とは、そもそも何のために存在するのだろうか。売上目標や事業計画は多くの会社にある。しかし、それらはあくまで「目標」であって、そのさらに上にあるものではない。本来はもっと根本的な問いがあるはずだ。「なぜ、この事業をやるのか」「この会社は社...
イギリス編

UK004:イギリス駐在で気づいたこと ― 日本に近い安心と、その内側にある構造

ドイツからイギリスへの転勤が決まったとき、正直なところ「少し楽になるのではないか」という感覚があった。ドイツは、駐在員として生活するには決して容易な国ではない。言語の壁は厚く、社会のルールも明確で、個人として自立していることが強く求められる...
ドイツ編

DE:021ドイツの「カルトミール」という合理性 ― 冷たい食事が示す文明の構造

ドイツで生活していると、最初に戸惑う文化の一つが「カルトミール(Kaltmeal、正確には Kaltes Mahl または Abendbrot)」である。これは文字通り「冷たい食事」を意味し、特に夕食にパン、ハム、チーズ、サラダなど、加熱し...
ドイツ編

DE020:ドイツで働く自分を、少し離れた場所から見てみて思ったこと

ドイツで働く自分を、ある日ふと俯瞰して眺めてみた。そして、今さらながら一つのことに気づいた。自分はずっと、日本式で働いてきたのだ。情や空気、周囲からの圧力を感じ取りながら、それらを微調整しつつ、少しずつ自分を主張していく。それが、長年染みつ...
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