UK001:ドイツからイギリスへ。異動、そしてビザ手続き

イギリス編

ついに異動の辞令が下りました。
行き先は……イギリス。

7年ちょっとドイツで過ごし、「そろそろ日本に帰るのかな」と思っていた矢先、まさかのUK転勤。多少の戸惑いはありつつも、ロンドン支店はドイツより規模が大きく、日本人スタッフも多いとのこと。
うーん、それが唯一の不安材料かもしれません(笑)

とはいえ、かのイギリスです。街も文化も憧れがあった国なので、少しずつ期待が膨らんできました。

さて、そんな異動に伴って避けて通れないのが「ビザ手続き」。ドイツ駐在中の身からイギリスへスムーズに移動するには、いくつかのステップを踏まなければなりません。今回はその流れを簡単にシェアしておきます。


【駐在員のイギリスビザ取得手続き:ざっくり流れ】

  1. COS(Certificate of Sponsorship)取得
     まず、イギリス側の受け入れ支店に「COS(就労ビザ用のスポンサー証明書)」を発行してもらう必要があります。これはビザ申請の土台になる大事な書類です。
  2. ビザエージェントとのやり取り
     COS取得後は、指定されたイギリスのビザエージェントと直接連絡を取りながら、申請書類の準備や申請プロセスを進めます。ドイツとは手続きの感覚が違うので、最初は少し戸惑いました。
  3. オンラインで申請情報を入力
     必要事項をWEBで入力し、申請料の支払いなどを済ませます。家族の分もまとめて進めるので、なかなかのボリューム。
  4. UKビザセンターでの手続き(ドイツ国内)
     次に、家族全員でドイツ国内のUKビザセンターへ。ここで写真撮影、指紋採取、パスポート預けなどが行われます。センターは予約制なので、早めの準備が大事。
  5. 結果待ち&パスポート返却
     申請後はビザ発給までしばしの待機。無事にビザが下り、パスポートが戻ってきたときはホッとしました。

ふう……とりあえず、これで準備完了。
「さて、頑張りますか(ほどほどに)」なんて思っていたら、そう甘くはなかった(笑)

イギリスの職場環境やカルチャーの違い、日本人駐在員の多さゆえの独特な空気感など、新しいチャレンジが早くも始まっています。それはまた別の話として……。


まとめ:異動とビザ申請は早め早めが吉!
今回は、ドイツ→イギリスへの異動という少し特殊なルートでしたが、基本的なフローは日本から直接行く場合と大きくは変わりません。要点は以下の3つ。

  • COSは受け入れ先に必ず発行してもらう
  • ビザエージェントとの連携がカギ
  • 家族の分も含めると手続きは意外と煩雑

でも、終わってしまえば良い経験です。
さあ、ロンドンでの新生活。少しだけ、期待しています。

以上は昔のはなしなので、以下最新情報です! 

🇬🇧 最新のビザカテゴリー:Global Business Mobility(GBM)

1. Intra‑Company Transfer(ICT)ビザは新規申請不可

2. 新GBMルートの主な種類

  • Senior or Specialist Worker ビザ
    ー 高給与の駐在員向け。日給には£48,500または職種の相当給が必要 gov.ukgov.uk
  • Graduate Trainee, Secondment Worker, UK Expansion Worker, Service Supplierなど、目的に応じてルートが選べます gov.uk+2centuroglobal.com+2gov.uk+2

手続きの具体的流れ(ドイツ→イギリス向け)

  1. スポンサー企業(UK支店)でのCoS取得
     UK Home Officeに認可されたスポンサーが、COS(Certificate of Sponsorship)を発行。
  2. オンライン申請+書類準備
     ・職歴、給与証明、英語能力証明などをオンラインで提出。
     ・家族分含め申請可。
     ・申請は「就業開始の3か月前」から受付 reddit.com+10gov.uk+10uk.diplo.de+10immigration.uk+3centuroglobal.com+3immigrationbarrister.co.uk+3gov.uk
  3. 生体認証(ドイツ国内のUKビザセンター)
     ・写真、指紋採取、パスポート預けなどを実施。
     ・優先(Priority)サービスを活用すると約3週間で結果 immigration.uk+1immigrationbarrister.co.uk+1
  4. 審査&ビザ発給
     ・標準申請:3週間以内
     ・優先申請:早ければ数日 。
     ・ビザ付きパスポート返却後、渡英可。
  5. 渡航&入国準備
     ・渡英はCOS記載の開始日より14日前まで可 。
     ・家族の同行もOK。英語、生活準備を!

💷 最新注意ポイント(2025年中の政策動向)

一方で、AIやライフサイエンス分野などの高度職種は誘致強化予定

Starmer政権による移民制限強化準備実施中
 - Skilled Workerビザでは大学卒必須への改正
 - 英語要件、年収基準も引き上げ予定 germany-visa.org+15welt.de+15immigrationbarrister.co.uk+15
 - 定住申請(ILR)は5年→10年への延長案も浮上中 immigrationbarrister.co.uk+3thetimes.co.uk+3welt.de+3

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました